お風呂・浴場水・プール水など、
身体にふれる「水」を検査して
レジオネラ症を予防しましょう!
レジオネラ属菌は自然界の土壌や淡水に生息している細菌で広く存在しています。レジオネラ属菌によって引き起こされる細菌感染症をレジオネラ症といいます。
通常の環境下で感染症を引き起こすことは稀ですが、空調冷却水内で増殖し冷却塔から飛散した菌や、浴場施設の浴槽などから飛沫化した菌が、気道を介して吸入され人間の肺胞に感染します。
特に高齢者など抵抗力の少ない人や病気で免疫機能が低下している人は注意が必要です。
また、浴場施設において、掛け流し式は循環式より汚染の程度は低いと考えられていますが、浴槽内の落としきれないぬめりの中に、レジオネラ属菌が存在する事が分かっています。掛け流し式も循環式と同様の衛生管理及び感染予防対策の必要があります。
レジオネラ属菌による感染リスクの考えられる環境
- 浴場施設
- 温泉
- ジャグジー
- シャワーヘッド
- プール
- 加湿器
- 冷却塔
- 噴水やため池等、修景用水
- ミスト発生機
- スプリンクラー
採水方法
採水のための専用容器(無料貸し出し)をお送りいたします。
ひしゃく等を使って、容器から溢れない程度に採水し、上部に空間を残してねじ栓を固く締めてください。
試験品が温かい場合(浴槽水など)は温度が下がると栓がゆるみ漏れるおそれがありますので、提出前に再度ご確認ください。
ラベルにはご依頼者名・採水場所・採水時間をご記入の上、それぞれの容器に貼り付け速やかに当所までお持ちいただくか、宅配便(冷蔵便)にてお送りください。
検査方法
ろ過濃縮法による培養法・遺伝子法
検査日数
到着より7~12営業日
ご依頼方法
まずはお電話またはメールにてお問い合わせください。
生活科学部 電話:03-3934-5844(直通)
検査の依頼書はこちらのページにてご確認ください。
※以下からも直接ダウンロードできます。